この「元町井おか」は14坪と小さな和食店である。狭小感を取り払うため、ファサードの壁を取り除き“内”“外”を共有する空間構成を目指しました。全体的なゾーニングとして、面をつくらず台形に沿う様な形で、壁づたいに各ブースを設置し、中央に内外部を貫く銅板葺きスタンディングカウンターを設け、センシティブのあるファサードをつくり上げた。結果、内外部の「境界」をより一体化させ克つ、人の動きや気配から空気感をも感じる事ができ、その「モノ」自体が空間の一部と化すことが生まれました。デザインする、形づくるといったことではなく、目に見えないデザインや、その場にしか無い空気感をつくり上げること、来客された方々が五感で感じつくりあげられる「モノ」こそが偽りの無い本物のデザインではないかと考える。





